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徳島大学大学院
医歯薬学研究部
胸部・内分泌・腫瘍外科学分野

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演題募集

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特別企画(指定・公募)

EC1. 食道内視鏡診断と内視鏡治療における邂逅と創造「内視鏡診断・治療の進歩」

内視鏡の技術革新とくに拡大内視鏡の登場により食道癌深達度診断はより正確となり、内視鏡治療成績は向上してきた。内視鏡診断と治療の歴史を振り返るとともに新たな技術革新や将来展望について議論していただきたい。

EC2. 食道切除アプローチにおける邂逅と創造「それぞれのメリットと将来展望」

開胸手術から胸腔鏡、縦隔鏡、ロボット手術の術式の登場により何が改善されたか。術式の確立のためのこれまでの歩みと現状をご発表いただき将来展望について示していただきたい。

EC3. 周術期治療における邂逅と創造「その歴史的変遷:現況と将来展望」

JCOG9907試験の結果、術後化学療法よりも術前化学療法の方が治療成績向上が示された。また、JCOG1109試験が進行中であり術前化学放射線療法の有効性も検証されている。これらの治療を含めた周術期管理について標準治療と各施設の治療戦略についてご発表いただきたい。

EC4. 臨床医と病理医の邂逅と創造「臨床医から病理医へ、病理医から臨床医へのアドバイス」(領域横断的セッション)

食道癌治療における病理診断、特に深達度診断、脈管侵襲、悪性度評価は治療医にとって治療指針となる。リンパ節転移、周囲臓器への浸潤は予後を予測する重要因子であるが、術後治療への指針としてはまだ定まったものがない。術前化学療法、化学放射線療法後など治療により修飾を受けた生検、手術標本の診断に関する問題点などについてご発表いただきたい。

EC5. 研究における邂逅と創造「次世代に向けた研究」(領域横断的セッション)

食道に関するJCOG study、日本食道学会が進める全国集計、NCD研究の成果並びに進行状況について報告していただく。

ビデオシンポジウム(指定・公募)International Session

1.食道癌根治術ー根治性と低侵襲性の両立

NCDの検討でも胸腔鏡下食道切除術は出血量は少ないものの手術時間の延長と合併症発症、再手術症例の増加が報告されている。はたして根治性と低侵襲性の両立は可能なのか?胸管の温存、両側反回神経周囲リンパ節郭清、喉頭温存などを含めた根治性と機能温存に関するエビデンスを示してほしい。

2.合併症回避のための術式の工夫

食道癌術後の重大な合併症として縫合不全、反回神経麻痺、乳び胸があげられる。これら合併症を防ぐために行っている術式の工夫について映像で供覧していただきたい。

シンポジウム(指定・公募)

1.内視鏡治療の限界とブレークスルー

食道早期癌に対する内視鏡下粘膜下剥離術は手技の向上とともに広範囲病変にも適応されるようになってきた。それとともに穿孔や術後狭窄も遭遇する頻度が増えていると思われる。内視鏡治療の適応と合併症に対する工夫についてご発表いただきたい。

パネルデイスカッション(公募)

1.機能性食道疾患の診断と治療 Up to Date(領域横断的セッション)

High Resolution manometryの普及により、食道運動機能異常に対しても詳細な病状の把握ができるようになった。食道アカラシア、Jackhammer esophagus に対する最新の検査・診断の進歩、それに基づく治療の進歩についてご発表いただきたい。

2.食道胃接合部癌の治療戦略 内視鏡診断から外科治療まで(領域横断的セッション)

近年、食道胃接合部癌を治療する機会が増加している。Barrett食道癌を含む早期食道胃接合部癌に対する内視鏡診断と治療そして進行癌に対する手術治療成績を示していただき、内視鏡による壁深達度診断・治療、術式選択に関する知見について議論したい。

3.食道癌術前化学(放射線)療法の効果予測は可能か(領域横断的セッション)

術前治療の進歩により、pCR症例の頻度も増え、ダウンステージングによるコンバージョン手術により局所進行食道癌の予後は改善してきた。術前治療効果を予測できれば最適な治療選択が可能である。効果予測、予後予測に関する知見を披露していただき、今後の発展につなげたい。

4.周術期食道癌チーム医療の最前線

患者のQOL向上や医療経済の削減などにつながることから、ERAS(enhanced recovery after surgery)を目指した周術期管理が注目されており、その促進のため周術期のチーム医療がますます重要になってきた。各施設におけるチーム医療の現状と良好なチーム医療推進の秘訣を議論したい。

5. MM、SM1食道癌の治療 手術か化学放射線療法か(領域横断的セッション)

表在型食道癌のなかでもMM, SM1, cN0の治療選択については一定した見解はなく、臨床試験が進行中であるが、内視鏡的治療、外科的治療と化学(放射線)治療の立場から、短期・長期成績に基づいた最適な治療戦略について議論していただきたい。

ワークショップ(公募)

1. GERDの診断と治療における進歩と展望(領域横断的セッション)

食道多チャンネル・インピーダンスpHモニターの普及により、GERDに対しても詳細な病状の把握ができるようになった。新たな検査による診断と治療選択の問題点を探る。

2. 新しい放射線治療への期待

わが国における放射線治療の進歩は著しく、重粒子線、陽子線の開発と普及はめざましい。しかしながら、その治療効果に関する知見は少なく、食道癌に対する治療効果の現況と問題点に関して議論していただきたい。

3. 初回治療後の病期診断の現況とブレークスルー(領域横断的セッション)

術前化学(放射線)治療の普及により、pCR症例も増えてきたが、術前治療後の病期評価は極まて難しいのが現状である。初期治療、2次治療の効果を評価する病期診断に関する現況と問題点について議論していただきたい。

4.stage IV食道癌に対する治療戦略(領域横断的セッション)

cT4bの進行食道癌に対しては集学的治療により根治を目指した治療が可能となってきている。また、遠隔転移のある症例であってもタキサンを併用する化学療法により遠隔転移巣の消失も経験するようになった。切除不能進行食道癌や他臓器転移を伴う症例に対する治療戦略を議論していただきたい。

5.再発癌への治療戦略(領域横断的セッション)

JCOG9907 studyによりステージII、IIIの食道扁平上皮癌に対する術前FP療法の有効性が証明され、タキサンを含むDCF療法も普及してきているが、再発食道癌に対して使用できる薬剤は限られている。再発食道癌に対する治療の現況と問題点を掘り下げたい。

6. 新規技術の開発とカダバートレーニングの実際

日本解剖学会と日本外科学会、厚生労働省の後押しにより、日本外科学会にCST推進委員会が設立され、カダバートレーニングが普及してきている。若手育成と新規技術開発のためのカダバートレーニングの現状と展望について議論したい。

要望演題(公募)

私の手術手技(ビデオ)

郭清を伴う食道癌根治手術、再建の工夫、良性疾患の手術などビデオで供覧してほしい。

食道表在癌の診断と治療の進歩

EMRから始まった内視鏡治療がESDに発展し、広範囲病変まで治療が行われている。治療後の穿孔や狭窄などに対する予防法も進化している。現状と今後のブレークスルーに関して議論したい。

食道癌診断・治療におけるAIの有用性

近年AIが普及してきており、医療の様々な分野に応用されるようになってきた。食道癌の診断治療におけるAIの普及について議論したい。

内視鏡治療の現況と課題

食道表在癌の内視鏡診断と最適な根治療法について議論したい。

バレット食道・バレット食道癌の診断と治療

バレット食道・バレット食道癌の診断と治療に関する新知見をご発表いただきたい。

診断に苦慮した食道良性疾患~この疾患をどう診断し治療するか?

食道良性疾患は病態が複雑であり診断が困難であることが少なくない。これまでに経験された診断に苦慮した疾患を提示いただき、根拠に基づいた診断と治療についてご発表いただきたい。

食道非上皮性腫瘍の診断と治療

比較的稀な食道非上皮性腫瘍の診断と治療について知見を披歴してほしい。

食道癌の術前リスク評価と治療選択

術前のリスク評価法に基づく安全な根治的食道癌手術が望まれているが、手術術式や治療法の変更は困難であり、また、手術治療に代わる化学放射線療法もまた高侵襲治療である。術前リスク評価による治療選択の実際についてご発表いただきたい。

術後合併症を回避するための術式の工夫

食道癌術後の重大な合併症として縫合不全、反回神経麻痺、乳び胸があげられる。これら合併症を防ぐために行っている術式の工夫について手術画像の供覧とともにご発表いただきたい。

より生理的で安全な食道再建術式

食道癌手術における再建術において、吻合法、再建臓器の挙上性、再建ルートの選択など縫合不全や狭窄回避のための手技の工夫について紹介していただき、最適な再建法について議論していただきたい。

進行食道癌に対する術後補助化学療法

進行食道癌の術後治療に関しては定見がない。術後治療に関する知見を披瀝いただきたい。

StageIVbにおける治療の進歩

免疫チェックポイント阻害剤などstagIVbに対する新たな治療の導入経験から討論していただきたい。

食道癌に対する放射線治療の工夫

食道癌に対する重粒子線治療や陽子線治療、照射の工夫について披瀝いただきたい。

食道癌と重複癌の診断と治療

合併症を有する高齢者に多い食道癌においては重複癌の頻度は高い。重複癌に対する治療に関する意見を広く求めたい。

術後再発に対する集学的治療

食道癌根治術後の再発は治療に難渋し、根治は望み難い。再発例の集学的治療を供覧願いたい。

食道癌術後病診連携

食道癌治療においても病診連携は必須事項となっているが、苦労も多い課題である。食道癌治療における病診連携の実態についてご発表いただきたい。

食道癌治療における他科連携

食道癌治療においても頭頚部外科や血管外科など他科との連携が必要になってきている。食道癌治療における他科との連携の実態について発表いただきたい。

食道癌のOncological emerency

食道癌治療におけるOncological emerencyに関する発表を期待したい。

食道大動脈瘻における大動脈ステント(TEVAR)

食道大動脈瘻における大動脈ステント(TEVAR)に関しての知見をご発表いただきたい。

食道癌の緩和治療

食道癌の緩和治療に関する演題を募集する。

食道困難症例

食道疾患治療において難渋した経験を披瀝いただきたい。

新しい機器・検査法の開発

手術に限らず、食道疾患診断・治療における私の工夫を披露していただきたい。